「公衆浴場法」で「公衆浴場」と分類されるいわゆる「銭湯」は、公衆衛生の役割を背負っているので行政から補助金が出ており客が少なくても潰れない、というのは近視眼的な見方で、実際、銭湯はどんどん潰れている。理由は様々だろうが、後継者不足や設備の老朽化が主な原因らしい。そもそも自宅にユニットバスが標準設置されている現在、「公衆衛生の役割を果たしているのだ」というだけの建前だけまともな経営を続けていくのは […]
もう10年近く前になるが、勤勉な大学生だった私は勤勉すぎて大学5年目の春を迎えていた。とはいえ出席が必要な授業は週1回しかない。空いた時間に好きな授業に出て研究領域の見聞を深めつつ、嫌いな教授の授業にわざわざ出向きその教授をこき下ろす内容のレポートを提出するなど(単位はもらえた)、学生という人生最後のモラトリアム(と、当時は思っていたが社会人生活も見方次第ではモラトリアムみたいなもんだった)を健 […]
「熱波」とは、サウナ内で、熱したサウナストーンにアロマ水などをかけて、立ち昇った蒸気をタオルなどであおぐこと指します。「ロウリュじゃん」と思ったあなたはぜひ「おふろの国」行ってみてください。ロウリュではない、「熱波」の意味がわかると思います。しかも、スーパー銭湯なのにサウナ料金込みで平日は750円!東京の銭湯でサウナはいるより安いんじゃない?
地元の蒲田エリアに新しい町銭湯「COCOFUROたかの湯」ができたと聞き、早速行ってきました。いやあ、すごい。マンションの1階の銭湯なのに天井高いし、30分おきに機械式のロウリュが起きるし、熱湯はマジでちゃんと暑いし、水風呂はしっかり冷たい。しかもドライヤー無料(Dyson!)、リンスインシャンプーとボディソープは備え付け。ロビーには漫画も置いてあって、男女で行っても待ちぼうけしない。何がすごいって、これでサウナ込みの480円。マジで?朝6時からやってて年間休日4日。マジで??
先日、たまたま渋谷での待ち合わせまで時間が空いたため、風呂でも入るかなと調べたところ、渋谷と恵比寿の間にある「改良湯」がリニューアル当日とのこと。「渋谷の銭湯なんて混んでるしぜってーマナー悪いだろ」とあんまり期待しないで入りましたが、いやはや、舐めててすみませんでした。気配りの行き届いた小粋な町銭湯でした。 はじめに 都心の町銭湯って…ねぇ? 私は様々な町銭湯がひしめくTokyo […]
通常、「公衆浴場」と規定されるいわゆる「銭湯」は、24時か25時くらいまでしか営業していません。伝統的にそういうものだったから今もそうなのか、経営上その方がコストと利益のバランスが良いという理由だからかは分かりません。しかし、夜中に「銭湯入りてぇな」と思ってことはありませんか?今回紹介する「大黒湯」は、「公衆浴場」では珍しく、昼過ぎから朝10まで夜通し営業しています。 はじめに そもそも公衆浴場と […]
今回紹介するのは目黒線武蔵小山駅にある「清水湯」です。割と有名な銭湯なので、ご存知の人も多いかもしれません。「黒湯」と「黄金の湯」の2種類の天然温泉に加え、岩盤浴まで備えており(女性限定)、公衆浴場としてはとっても充実した銭湯です。さらに、近くの町中華屋がうまい..! はじめに 有名な銭湯 表参道にも有名な「清水湯」がありますが、こちらは品川区にあります。メディア露出等もしているので、ご存じの方 […]
サウナブームってほんと? 空前のサウナブームらしい サウナが盛り上がっているらしい。 確かに5~6年前、営業先のお客さんに「サウナ好きなんすよね」と伝えると大体、「お前若いのにサウナ好きなのか!わかるやつだな!」と偉いおじさんに共感されるかか、「うちの社長も好きですよ」と、偉いおじさんを紹介されるかのどちらかだった。少し前までサウナは、「おじさんの入るところ」というイメージだったのだろう。その時 […]
はじめに サウナなしのシンプル町銭湯 空前のサウナブームが巻き起こっている現在、銭湯にはもれなくサウナ設備がついていると思っている人も多いかもしれません。ですが、意外にそんなことはなく、サウナのない銭湯はいくつもあり、そのどれもが魅力的です。今回は、東京都台東区千足(広い意味では日本屈指の「お風呂屋さん」が軒を連ねるエリアでもあります)の「富久の湯(ふくのゆ)」を紹介いたします。 富久のゆ湯の基 […]
はじめに 南川崎は銭湯激戦区 東京都の県境に位置する神奈川県川崎市、みなさまはどのようなイメージをお持ちでしょうか。川崎駅西口には東芝の工場地跡に建てられた日本有数のショッピングモール「ラゾーナ川崎」があり、東口はいわゆる「のむ・うつ・かう」という楽しみを未だに堪能できるダーティな歓楽街が広がっています。関西方面の方からは、「関東の尼崎」と言われたりするらしいですね。 しかし、あまり知られていま […]